四つ池外来生物・駆除編

A池

2018年度 月別ブルーギル捕獲数
A池は岸近くであっても水深があるため
産卵防止ネットなどの設置に不向きな
ため、駆除釣りを中心に行っている。

駆除釣りの技術的な進歩もあり、A池は
ブルーギルの駆除が進んできている。
大型の個体(親魚)捕獲数は減少。
共食いによる稚魚の歩留まりが上がった
ことによる、小型個体捕獲数は増えて
来ているが、トンボヤゴへの食害は減少
しているため、トンボの発生は2018年
は良好だった。

B池

B池は岸周りが浅いため、産卵防止ネット
の設置が有効に機能し、オオクチバス、ブ
ルーギルの駆徐が進んでいる。
水草が繁茂する前にオオクチバスの繁殖期
は終わるため、低密度管理に成功している。
ブルーギルは、繁殖期が長いため、水草が
繁茂し、産卵防止ネットの錘の鎖を持ち上げ
隙間がら侵入してしまうため、なかなか低密
度管理までには至っていない。
アメリカザリガニは上位捕食者のオオクチ
バスの影響がほとんどなくなったため、
激増した。トラップによる月1回の駆除
ではなかなか数を減らすまでには至って
いない。
ただ水草のハゴロモモ、ヒシが駆逐される
までには至っていないため、トンボの発生
は2018年も良好であった。

C池

C池も岸周りが浅いため、産卵防止ネット
の設置が有効に機能し、オオクチバス、ブ
ルーギルの駆徐が進んでいる。
水草が繁茂する前にオオクチバスの繁殖期
は終わるため、低密度管理に成功している。
ブルーギルは、繁殖期が長いため、水草が
繁茂し、産卵防止ネットの錘の鎖を持ち上げ
隙間がら侵入してしまうため、なかなか低密
度管理までには至っていない。
アメリカザリガニは上位捕食者のオオクチ
バスの影響がほとんどなくなったため、
激増した。トラップによる月1回の駆除
ではなかなか数を減らすまでには至って
いない。
ここの水草はアサザが優占種であったため
アメリカザリガニの被害をまともに受け、
2017年は、ほとんど水草が消滅してしまった。
その影響もあり、トンボは激減。
2017年以降、オオモノサシトンボの確認は
出来ていない。

D池

2012年の池干しでオオクチバス、ブルーギル
は完全駆除が出来たものと思う。
2013年1月~2月 B]池で採取した在来の
生き物の放流を行う。
2013年4月と10月に大雨による増水のため、
オオクチバス、ブルーギル、ギンブナ、コイ
が入り込んでしまう。
2015年
池の周りに茂った樹木の伐採を始める。
日当たりがよくなりその 翌年から
岸辺のマコモ帯が復活の兆し
2016年
マコモ帯が復活、ヒシの導入。
トンボの発生がよく見られるように なる。
2017年
コサナエもペアも確認、アオヤンマも
飛翔する姿が見れた。
イトトンボの発生状況はあまり芳しくない。
2018年 あまりトンボの姿が見られなくなる。
予想以上にヒシ、ハゴロモモ が繁茂。
オオアカウキクサが岸一面を覆うようになるが、
ヒシ、ハゴロモモは駆逐されない。

ブルーギルの駆除が進んだことによる
トンボヤゴへの食害が減少。
トンボの発生は良好となる。

アメリカザリガニは
オオクチバスの駆除が進んだことに
よる捕食者がいなくなったため激増。
水草への影響が出るようになる。

アメリカザリガニが激増したことで
水草の被害が出る段階になると
そこを生活圏としているトンボヤゴ
へ甚大な被害が出るようになる。

上位捕食者のカムルチーを入れる
ことで、アメリカザリガニの増加
を抑えることが出来る。
水草も復活するようになる。
現状では、大型のカムルチーに
ついては、トンボヤゴなどへの食害
の影響は見られない。
また小型のコイ科の魚類への影響も
少ないとの見解もある。

今後の課題
カムルチーの影響については詳しい
研究がなされているわけではないので
小型のカムルチーの食害とかの影響が
どの程度あるのか見極める必要がある。

カムルチーについて
全長30~80cm   国外移入種

国:その他の総合対策外来種

大型の肉食魚で他の魚やカエルも食べます。 魚
ですがエラ呼吸のほか空気呼吸もします。 昭和
30年代には数多く生息していたようですが、
近年は減少しています。かまれた際に 「 雷に
打たれた 」 ように痛いことから 「 ライギョ 」
とも呼ばれています。

※要注意外来生物リストは平成27年3月26日をもって
発展的に解消されます。


環境省の要注意外来生物リスト解消に伴う、
カムルチーに関する記述はこちらから

カムルチーに関する論文について
地域の自然環境の保全とアメリカザリガニとの付き合い方
~伊豆沼・内沼での活動から~
   藤本泰文氏
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cancer/27/0/27_149/_pdf


B池、C池で
カムルチーのアメリカザリガニへの
影響がどの程度あるのか、実験を
兼ねて、C池へのみ大型のカムルチー
の放流を行った結果、
顕著な影響が確認された。

もともと四つ池にはカムルチーはいるが
アメリカザリガニを捕獲するトラップ
設置による混獲のため、もとからいる
カムルチーも減少傾向にあった。

トラップ一基あたりのアメリカザリガニ平均捕獲数

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