【2024年度「用水路で魚とり!~手賀沼親子自然観察会」 柏企画 報告】
日時/2024年10月19日(土)10:00~12:00
場所/大津川に注ぐ用水路(ヒドリ橋近く)沿いの芝地
参加者/大人15名、子ども15名、計30名(当選者34名のうち大人1名、子ども3名の4名が欠席)
スタッフは講師含め18名(子ども2名含む)+補助5名
内容/
①代表挨拶
②本日のスケジュールと注意の説明
③参加者による水汲み
④かご網設置 ※一般採捕許可を持つ手水研会員が担当
⑤水路でのガサガサ(手網での魚とり)
⑥とれた魚の仕分け
⑦講師による説明
とれた生き物/ 13種
(在来種)モツゴ、メダカ、ドジョウ、スジエビ、テナガエビ、ハイイロゲンゴロウ、ヒメガムシ。
(国内外来種)ツチフキ、ヌマガエル
(国外外来種)クサガメ、シナヌマエビ、
(重点対策外来種)タイリクバラタナゴ、
(特定外来生物)カダヤシ。
特筆すべき点/
●とれた種数も個体数も驚くほど少なかった。
●ハゼ類がまったくとれなかった。
●カエルはヌマガエル1種に限られ、すごい数がとれた。
●水路が特定外来生物ナガエツルノゲイトウに埋め尽くされ、陸地化も進んでいた。
●導水寄りの水路はオオカナダモに埋め尽くされかけている。
水槽に水を入れるため、参加者とバケツリレー
水槽に水を入れるため、参加者とバケツリレー
参加者にカゴ網(せん)の使用の説明
カゴ網(せん)の使用について 及び 参加された皆様へのお詫び
この観察会を行った水路がある場所は、千葉県
の管轄下にあります。
当会は手賀沼において、千葉県漁業調整規則によ
る漁具「せん」(カゴ網、モンドリ、おさかな
キラーともいう)の一般採捕許可を取得してお
り、当日は一般採捕許可を有する手水研会員が
参加者に付き添い、「せん」を使用しました。
ところが、観察会終了直後、手賀沼漁協組合長
と筆頭理事が突然来訪し、この場所での「せ
ん」の使用について大声でクレームをつける
という一幕がありました。
後日、一般採捕許可証を発行していただいた
千葉県農林水産部水産局漁業資源課に問い合
わせしたところ、当会に問題なしとの回答
を得ました。
しかし、当日会場にまだ残って魚を見たり、
講師に話を聞いたりしていた参加者の皆様
には、こわい思いをさせてしまったことに
関し、深くお詫びを申し上げます。
ガサガサを楽しむ参加者
ガサガサを楽しむ参加者
ガサガサを楽しむ参加者
ガサガサを楽しむ参加者
ガサガサを楽しむ参加者
採取した生き物の種分け
採取した生き物の種分け
採取した生き物の種分け
採取した生き物の種分け
ヌマガエルがたくさん取れました。
講師による生き物の説明
生き物の観察
講師による生き物の説明
講師による生き物の説明