
参加者
手水研:8名
法政大学:9名
NEC環境:3名
合計20名
<主催>
・手賀沼水生生物研究会
<協力>
・NEC我孫子環境
・NEC我孫子総務
・我孫子セキュリティ室
タイムスケジュール
・8:30-8:50 集合・受付@NEC我孫事業場西門前
・9:00-9:10 多目的ルーム
挨拶、諸注意、スケジュール確認、講師紹介
・9:10ー10:00 座学:環境保全の現状と対策について 苅部講師
・10:05-10:20 ゼニタナゴ@人工池
ゼニタナゴが置かれている現状 熊谷講師
・10:25 四つ池へ移動
・10:35 トンボ観察
四つ池A池、
オオモノサシトンボ生息地から四つ池を回る
・11:15-12:05 水草植栽、トンボ容器観察
B池
・12:05ー12:20 まとめ 苅部先生 四つ池藤棚前
・12:15-12:25 多目的ルームへ移動
・12:30 解散


苅部講師からはオオモノサシトンボの現在置かれている状況、人類からの影響が最も大きい平野部が生息域
のため、徐々に生息域が狭まっています。現在、Endangered (EN) – 「絶滅危機」(絶滅危惧IB類)ですが、
次期レッドリストでは、Critically Endangered (CR) – 「絶滅寸前」(絶滅危惧IA類)
になると予想されています。
またレッドデータリストの作成基準等の説明が行われました。
オオモノサシトンボの生息場所は、全国で10か所、千葉県では2か所のみで全国的に減少しています。
その1か所が四つ池になります。


熊谷講師からはゼニタナゴやタナゴ類の現在置かれている現状を説明していただきました。
日本に生息するタナゴ類18種類(12種・9亜種)
そのほとんどがCRやENになっています。
今回ゼニタナゴ人工池ではゼニタナゴ稚魚は下に沈んでいて、捕獲できませんでした。


◎日本に生息するタナゴ類18種類(12種・9亜種) 全ての種が二枚貝に産卵する
○アブラボテ属
・ヤリタナゴ 準絶滅危惧種
・アブラボテ 準絶滅危惧種
・ミヤコタナゴ 絶滅危惧ⅠA類(国内希少野生動植物種)天然記念物
○バラタナゴ属
・ニッポンバラタナゴ (バラタナゴ) 絶滅危惧ⅠA類
・タイリクバラタナゴ 国外外来種
・カゼトゲタナゴ (カゼトゲタナゴ) 絶滅危惧ⅠB類
・スイゲンゼニタナゴ 絶滅危惧ⅠA類(国内希少野生動植物種)
○タナゴ属
・タナゴ 絶滅危惧ⅠB類
・イチモンジタナゴ 絶滅危惧ⅠA類
・セボシタビラ 絶滅危惧ⅠA類(国内希少野生動植物種)
・シロヒレタビラ 絶滅危惧ⅠB類
・ミナミアカヒレタビラ (タビラ) 絶滅危惧ⅠA類
・キタノアカヒレタビラ 絶滅危惧ⅠB類
・アカヒレタビラ 絶滅危惧ⅠB類
・カネヒラ ―
・ゼニタナゴ 絶滅危惧ⅠA類(特定第一種国内希少野生動物種2025.2月)
・イタセンパラ 絶滅危惧ⅠA類(国内希少野生動植物種)天然記念物
・オオタナゴ 国外外来種
「日本のタナゴ」山と渓谷社より
※特定第一種国内希少野生動物種
種の保存法で指定された国内希少野生動植物種のうち、商業的な人工繁殖が可能で一定の条件の下で事業とし
て譲渡、引渡しが認められる種。

◎ゼニタナゴの特徴・日本固有種(環境省レッドリスト:絶滅危惧ⅠA類、特定第一種国内希少野生動植物種)
・体長は12cmほど
・秋産卵型(9月~11月)ドブガイ類に産卵
・自然分布

・体高が高く側偏してウロコが非常に細かい(地方名例:群馬県城沼・ヤスリメ)
⇒光沢感があり銀白色に見えることが、和名の「銭、ゼニ」由来
・植物質を好んで食べるため、人が食用にするととても苦く感じる
⇒手賀沼では「ビタ、ニガビタ」と呼ばれていた
◎四ツ池のゼニタナゴの由来
・1989年 茨城県美浦村霞ヶ浦湖岸にて採集されたもの
⇒滋賀県立琵琶湖博物館に寄贈・継代飼育されたもの
・2006年 (一社)霞ヶ浦市民協会が譲り受け
⇒土浦の自然を守る会へ譲渡
・2015年 手賀沼水生生物研究会に分譲









