我孫子”ゼニタナゴ放流イベント2022
NECWebサイトに掲載されました。
千葉県のHP
https://www.pref.chiba.lg.jp/soumu/press/2022/04bunka.html
令和4年 文化の日千葉県功労者表彰 被表彰者一覧
https://www.pref.chiba.lg.jp/soumu/press/2022/documents/r04bunkahyoushousha.pdf
●日時/2022年10月23日(日) 10:00~12:00
●場所/大津川河口ヒドリ橋近くの用水路
用水路で魚とり! ~手賀沼親子自然観察会】2022年度第2回(柏企画)
参加者:8組
大人:12名
子供:13名
合計:25名
講師:1名 スタッフ:14名 合計:15名
確認できた生き物 19種類
魚類
在来種:モツゴ、ギンブナ、ミナミメダカ、トウヨシノボリ、
ドジョウ、
国内外来種:タモロコ、ツチフキ、
国外外来種:カダヤシ、ブルーギル、コウライギギ、
タイリクバラタナゴ、、
甲殻類
在来種:スジエビ、テナガエビ
国外外来種:シナヌマエビ、アメリカザリガニ
両生類
国内外来種:ヌマガエル
その他
在来種:タニシ、ヒメタニシ、アカネ属のトンボのヤゴ
気づいた点は
①6月の観察会では観察される生き物の種数も個体数も
これまでにないほど激減していたが、今回は例年以上、
ここ数年で最も多い種数、個体数となった。
②しかし、コウライギギ(5cm大)が10個体以上確認され、
この水路がコウライギギの繁殖地になっていると推測
された。ブルーギル(5cm以下)も2尾捕獲された。
➂メダカとカダヤシの両方が確認されたが、この水路
では不思議にメダカが優勢しているように見える。
④動物ではないのでリストに入れていないが、ナガエ
ツルノゲイトウがかなり大きな群落で繁茂していた。
この場場所で15年以上、観察会をやっているが初確認。
田んぼの用水を介したナガエやオオバナの拡散が危惧
される。
写真提供:為貝さん、半沢さん、鈴木盛
10時観察会スタート 徐々に雲が切れて秋晴れの観察会になりました。
モンドリの説明
用水路にモンドリを仕掛ける。
たも網によるガサガサがスタート。
取れた生き物をその場でチェック
最初に仕掛けたモンドリを上げる。
取れた生き物を種類別に仕分け
取れた生き物はさっそく種類別に
国外外来種で特定外来生物のコウライギギ
在来種のトウヨシノボリもいくつか取れました。
タイリクバラタナゴ
特定外来生物のブルーギルが放置されていたモンドリに。
講師による生き物の説明。これ捕れた人に子供たちから勢いよく手が上がる。
NEC公式SNSで202210/2の「利根川水系ゼニタナゴの野生復帰」イベントが掲載されました。
<国内SNS>
Twitter https://twitter.com/NEC_jp_pr/
Facebook https://www.facebook.com/
<海外SNS>
Facebook https://www.facebook.com/nec.
Linkedin https://www.linkedin.com/feed/
また2022/10/14付 日刊工業新聞にも掲載頂きました!
(登録すると、記事全文が読めます)
NECの我孫子事業場、絶滅危惧種のゼニタナゴ放流 企業緑地で生物多様性保全 | 日刊工業新聞 電子版 (nikkan.co.jp)
我孫子市民と星野我孫子市長も参加されました。
NEC我孫子事業場内の湧水池(四つ池)では、
利根川水系で野性絶滅したゼニタナゴの子孫
を2015年、場内人工池に放流。NECと協働で
繁殖してきました。
このタナゴは神奈川県立観音崎自然博物館の
館長だった故・石鍋壽寛氏が利根川水系
(茨城県美浦村)で採捕し、絶滅を危惧して
琵琶湖博物館に送り、同館で系統保存され
てきたものの子孫です。
これを土浦の自然を守る会の萩原富司氏が
同博物館より譲渡され、会員とともに系統
保存してきたものを譲り受けました。
人工池では順調に個体数が増え、昨年
四つ池のひとつD池(天然湧水池)へ初の野生
復帰(再導入)を試みたところ、繁殖は確認
できませんでしたが、今年放流個体の生存
は確認しています。
しかし、昨年はコロナでイベントを開催
できなかったため、2年目の今年、
利根川水系ゼニタナゴの野生復帰イベント
を開催したものです。
人工池でのゼニタナゴ捕獲作業
鮮やかな婚姻色が出ているゼニタナゴ♂
人工池にゼニタナゴの産卵母貝として
二枚貝を入れる。
冒頭手水研代表鈴木盛智からの挨拶と
これまでのいきさつの説明
ザリガニ対策のためのウナギの捕獲にご協力
をしていただいた手賀沼漁協の香取武さん、
石井淳子さんも来賓で参加。
「タナゴ類ってどんな魚?」の説明、
講師であるタナゴ研究家の熊谷正裕さん
お話しのあと、参加者は歩いて放流場所の
D池に移動し、記念撮影
NECは我孫子事業場を次期生物多様性条約
国家戦略の要である自然共生サイト(仮称)
候補地として参加し、
令和4年度認定実証事業(試行前期)で
「認定相当」に選定されました。
(2022年9月8日)
これについてNECサステナビリティ推進部
の石本さや香さんから説明が行われました。
「自然共生サイト(仮称)」は、2021年6月の
G7 サミットで合意された「G72030年自然
協約(G7 2030 Nature Compact)」に基づく
日本における30y30の取り組みの一環です。
環境省HP 30by30とは
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/
ゼニタナゴ野生復帰のための放流を行う
四つ池D池
放流するゼニタナゴをバケツに分ける
星野順一郎我孫子市長による
ゼニタナゴ放流
一般参加の我孫子市民と子どもたちも放流に参加
法政大学VSPのメンバーの放流
環境省資料
絶滅のおそれのある野生動植物種の野生復帰に関する基本的な考え方
https://www.env.go.jp/content/900519785.pdf
●申し込み:10月8日までにQRコードまたはURL https://forms.gle/3YPG5bXwyew9ySoj8 より
●募集/25名(親子で参加できる方)
●問い合せ:手賀沼水生生物研究会(半沢)090-7243-6720
●企画・運営 手賀沼水生生物研究会 https://suiken-teganuma.org/
●持物 マスク着用・水分補給用マイボトル持参をお願いします(熱中症に気を付けましょう)。
帽子、タオル、雨具、着替えなど。自分の網やバケツの持参も可能。
●注意 ①開催場所は危険が少ない所ですが、幼児は親御さ
8/23付読売新聞にNEC我孫子事業場四つ池にお
ける希少種・普通種保全活動が掲載されました!
8月23日付 読売新聞朝刊全国版3面に、当会が
NEC我孫子事業場内四つ池において同社と協働
で行っている希少種・普通種保全活動が掲載さ
れました。
記事のテーマは、生物多様性を保全するための
国際目標、「30by30」。
今年12月にカナダで開催される国連生物多様性
条約第15回締結国会議(COP15)で採択が目指さ
れているもので、陸域と海域の面積のそれぞれ
30%を保全することを目指します。
この目標を実現するためには国立公園などだけ
では不十分なため、環境省では民有地を含む全
国100ヵ所以上を、2023年に「自然共生サイト
(仮称)」として認定し、保全する方針を打ち出
しています。
その候補地として、手賀沼水生生物研究会が
2008年から保全を担ってきたNEC我孫子事業場
内の四つ池の活動が紹介されました。
環境書HP
「自然共生サイト」(仮称)について
https://www.env.go.jp/press/111067.html
生物多様性のための30by30アライアンスについて
https://www.env.go.jp/content/000040475.pdf
検討事例協力サイト一覧
https://www.env.go.jp/content/000040472.pdf
「生態系 民有地で保全」「里山や企業緑地
国が認定へ」
読売新聞2022年8月23日
※記事は、Webサイトで会員登録すると閲覧で
きます。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20220822-OYT1T50165/
<野生復帰の定義>
(基本方針「語句の定義」より抜粋)
生息域外におかれた個体を自然の生息地
(過去の生息地を含む)に戻し、定着さ
せること。
<生息域外保全及び生息域内保全の定義>
(基本方針「語句の定義」より抜粋)
○生息域内保全
生態系及び自然の生息地を保全し、存続可能
な種の個体群を自然の生息環境において維持し
、回復すること。
○生息域外保全
生物や遺伝資源を自然の生息地の外において
保全すること。
本基本方針では、我が国の絶滅のおそれのある
野生動植物種を、その自然の生息地外において、
人間の管理下で保存することをいう。
環境省HPより抜粋
「絶滅のおそれのある野生動植物種の野生復帰
に関する基本的な考え方」
https://www.env.go.jp/content/900519785.pdf
NECWebサイトをリニューアルに伴う手水研の紹介が更新されました。
↓こちらからはダイレクトに見れます。
生物多様性:https://jpn.nec.com/csr/ja/eco/life.html?
NEC HP > 企業情報 > サステナビリティ
> 環境 > 生物多様性への取り組み
ブラックバス問題
YAHOOニュース2022年8/7(日) 10:00配信
今も指摘される“密放流”、10年に一度の漁業権切り替え
──「ぜんぜん終わってない」ブラックバス問題
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe43862b7fbba7cc22587186e57c69c7ab05ba4?page=1
全国ブラックバス防除市民ネットワークHP
http://www.no-bass.net
「特定外来生物オオクチバス・コクチバスの規制・対策についての要望書」が掲載されました。
手賀沼水生生物研究会とNECが取り組む
ゼニタナゴ野生復帰事業について その2
手賀沼水生生物研究会とNECで飼育しているゼニタナゴ
の個体群は、元観音崎自然博物館の石鍋壽寛氏が霞ヶ浦
の湖岸で捕獲し、琵琶湖博物館で継代飼育されていた
ものです。
霞ヶ浦市民協会、土浦の自然を守る会を経て当会へ譲渡
されたものです。飼育個体は遺伝的に関東集団として
確認済みです。
希少在来魚類に関する放流については、以下のこれら文献
を参考に取り組んでいます。
環境省HP
自然環境・生物多様性
「希少な野生動植物種の保全」
https://www.env.go.jp/nature/kisho/index.html
・なぜ、まもらなければいけないの?
・種の保存法の概要
・絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略
・希少野生動植物種保存基本方針
・希少野生動植物種専門家科学委員会
「絶滅のおそれのある野生動植物種の野生復帰に関する基本的な考え方」
https://www.env.go.jp/content/900519785.pdf
日本魚類学会HP
「生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン」
https://www.fish-isj.jp/info/050406.html
環境省の在来魚の放流に関する見解
中国四国地方環境事務所HP
「あなたが飼っている魚を放流しないでください」
http://chushikoku.env.go.jp/wildlife/m_3_1/web_5.html
放流により生態系に悪影響を与えていると考えられている事例
水生生物保全協会HP
ゼニタナゴの密放流を実証した論文を発表
http://www.fish-water.jpn.org/release220630.html
論文へのアクセス
http://doi.org/10.3390/fishes7040150
環境省HP
不適切な保全活動による遺伝的多様性の攪乱 メダカ
https://www.env.go.jp/nature/yasei/ex-situ/instance10.html
ハリヨ(近縁種との遺伝子交雑問題に対応した慎重な野生復帰の取り組み)
https://www.env.go.jp/nature/yasei/ex-situ/instance01.html
交雑がもたらす遺伝子汚染の実態
https://www.bio.mie-u.ac.jp/~kawa-k/2015iden.pdf
分子系統地理が示す愛媛県松山平野におけるアブラボテの人為移入起源
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030873969
全文はこちらから
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030873969.pdf
青森県で確認されたアカヒレタビラAcheilognathus tabira erythropterusとシロヒレタビラA. t. tabira
https://www.jstage.jst.go.jp/article/izu/7/0/7_17/_article/-char/ja/
全文はこちらから
https://www.jstage.jst.go.jp/article/izu/7/0/7_17/_pdf
在来魚類の放流に先駆け、問題となったホタルの放流について
日本経済新聞 2013年8月15日 13:24
蛍で町おこしピンチ 北海道、ゲンジボタル規制対象に?
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1501D_V10C13A8CR0000/
丹波篠山市HP
生き物の安易な放流はやめてください
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/soshikikarasagasu/nomiyakokankyoka/biodiv/20154.html
Yahoo!ニュース 2016/12/12(月) 17:50配信
増殖する外来生物と在来生物の「交雑種」
放置し続けてもいい問題なのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8dd0ff77a521c66ea3dca5bcba55822a32dae0b?page=1
岐阜県公式HP
自然環境保全課 国内外来種問題
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/90510.pdf
全国大学生協連HP
「国内由来の外来種の問題」ホタルの養殖と放流についての諸問題
https://www.univcoop.or.jp/activity/wa-master/social/social32.html
東京にそだつホタルHP
地場以外のホタル養殖放流 ー地域の自然を破壊ー
http://www.tokyo-hotaru.com/jiten/report12.html
問題なのは養殖放流の幼虫が地場のものでなく、
他の地域(本州産などもある)の個体を購入し養殖放流
するケースだ。
【2022年度第1回・我孫子企画】
6月26日(日)手賀沼親子自然観察会~用水路で魚とり!
●日時/2022年6月22日(日) 10:00~12:00
●場所/大津川河口ヒドリ橋近くの用水路
※スタッフ合計 15名
●参加者/大人11名、子ども14名、計25名
●確認した生きもの
在来種:ヌマチチブ、ヨシノボリ、ミナミメダカ、モツゴ、ギンブナ、
スジエビ、
ニホンアマガエル
国内移入種:ゲンゴロウブナ、
国外移入種:シナヌマエビ(カワリヌマエビ)
特定外来種:アメリカザリガニ(幼体)2022年5月11日に指定。
全10種
今回は種類、数ともに少なかった。
写真提供:川瀬さん、為貝さん
晴天の手賀沼
大津川河口
観察会開始、
酷暑のため参加者はターフ内で講師のお話を聞く。モンドリの説明
参加したお子さんに一つづつモンドリを用意。
モンドリを水路に仕掛けに行く
モンドリは水路と平行に仕掛ける。
各自ナンバー付きモンドリを仕掛ける。
カメのタナゴの殻が見つかる。
ガサガサの開始
講師による取れた生き物の説明
取れた生き物は水槽別に展示
暑い中での観察会、お疲れさまでした。
参加者の皆さんに会員の方の作成のガシャモクのおしば栞をお土産として配りました。
このガシャモクは手賀沼で一度絶滅したものを埋土種子から復活させ
NEC我孫子事業場で継体飼育しているものです。
2022年6月4日(土) 天候:晴れ
ブルーギル駆除に参加して頂いた法政大学VSPの皆さんの協力で、
この日もオオモノサシトンボ羽化が確認できました。
フジテレビ「Live News イット! 」に取材協力しました。
4月9日、13日に取材協力し、5月23日に地上波で放映された
「しらべてみたら」がネット配信で見れるようになりました。
YouTube
TVer
https://tver.jp/episodes/ep1v1m44a7
FOD
https://fod.fujitv.co.jp/title/3743/3743810082
GYAO
https://gyao.yahoo.co.jp/episode/Live%20News%20イット!特集しらべてみたら%E3%80%80レンコンかじる外来生物が大繁殖!%E3%80%802022年5月23日放送分/6299ab8c-faf4-43eb-be4d-282e98b1eb56
●申し込み:6月18日までに QRコード・URL https://forms.gle/QAfvdFMomLgt4eWJ8 より
●募集/25名(親子で参加できる方)●問い合せ:松本(TEL7187-1704)
●企画・運営 手賀沼水生生物研究会 https://suiken-teganuma.org/
●持物 マスク着用・水分補給用マイボトル持参をお願いします(熱中症に気を付けましょう)。
帽子、タオル、雨具、着替えなど。自分の網やバケツの持参も可能。
●注意 ①開催場所は危険が少ない所ですが、幼児は親御さんが見守って下さい。
②駐車スペース A ヒドリ橋近くの旧沼南町側、
満車の場合、
B北千葉導水路第二機場、または
C 道の駅しょうなんの駐車場に。 (いずれも徒歩約 10 分)
魚のお絵描きが大人気でした!
日時/2022年5月8日(日) 9:00~15:00
場所/手賀沼親水広場
入場者数/未発表
お絵描きした人/約300人
前日仕掛けた小形定置網で捕れた生き物たちは
在来種のモツゴ、ヨシノボリ、ヌマチチブ、
スジエビ、テナガエビ
国内移入種のタモロコ、ツチフキ
国外移入種のブルーギル、
タイリクバラタナゴ、
ミシシッピアカミミガメ、
ミシシッピニオイガメ
ほかに展示したもの/会員が飼育中の
クサガメ幼体
手賀沼大橋たもとにある手賀沼親水広場では5月
第2日曜日に毎年恒例の「Enjoy手賀沼!」が開
催されますが、新型コロナ感染症のため、2020
年は中止、2021年はオンライン開催でした。
そして、今年ついに3年ぶりにリアル開催され、
雨天の間の奇跡的な晴れ曇りの中、たいへんな
人出でにぎわいました。
手水研もいつものようにお魚展示ブースを出展
前日仕掛けた定置網でとれた魚の展示を行いま
した。あわせて、魚のお絵描きコーナーを設け、
水槽から好きな魚を選んでもらい、それを観察
用ケースに入れて観察しながら、自由にお絵
描きや塗り絵をしてもらいました。
塗り絵は会員さんの発案で、会員さんのお嬢
さんがパソコンで塗り絵用の線画をモツゴ、
ツチフキ、タイリクバラタナゴ、スジエビ、
テナガエビなど8種、作成してくれました。
3つのテーブルで子どもたちがお絵描き、塗り
絵、観察を楽しみましたが、「実物を見なが
ら描ける」のがよかったようで、帰り際にわ
ざわざ「本当に素晴らしいイベントでした」
と褒めてくださるママさんもいました。
定置網でとれた生きものは全部で11種。特に変
わった生きものとしては、ミシシッピニオイ
ガメという外来種のカメが1匹入りました。
飼えなくなって逃がしたのか、逃げられたのか
不明ですが、生きものは最後まで飼ってあげて
ほしいですね。
このカメくんは最後まで飼うと誓約した男性に
連れ帰っていただきました。
開催日前日手賀沼に定置網2網を設置
開場前の準備作業
今回初めての試み、実物を見ながらの
「さかなの塗り絵」
描きたい「さかな」を選んでもらう
ミニ水槽に入れたさかなを見ながら塗り絵
会場全景
別角度からの会場全景
クサガメベビーも人気者でした。
【日本自然保護大賞2022】記念シンポジウムYouTube動画が一般公開されました。
■プログラム
・開会挨拶・総評:亀山 章 選考委員長(日本自然保護協会理事長)
・活動発表
【選考委員特別賞】手賀沼水生生物研究会、日本電気株式会社(千葉県)
事業所内の湧水池で、多様なパートナーと希少種・普通種を守る
00:09:03 講評:谷口雅保(積水化学工業(株)政策調査室)
多様なパートナーとの希少種・普通種保全
00:12:08 活動発表:鈴木 盛智(手賀沼水生生物研究会)・石本 さや香(日本電気株式会社 サステナビリティ推進本部)
【選考委員特別賞】棟方有宗(宮城県淡水魚類研究会、宮城教育大学)、遠藤環境農園、カントリーパーク新浜(宮城県)
東日本大震災の津波を転機とした仙台沿岸域の田圃環境復元の試み
00:29:08 講評:神谷 有ニ((株)山と溪谷社 自然図書出版部部長)
00:32:55 活動発表:棟方 有宗(宮城県淡水魚類研究会、宮城教育大学)
遠藤源一郎(遠藤環境農園・カントリーパーク新浜)
【大賞 保護実践部門】コクヨ株式会社、四万十町森林組合(高知県)
結の森プロジェクト ー 環境と経済の好循環を目指して
00:52:15 講評:中静 透(森林研究・整備機構理事長/森林総合研究所所長)
00:55:47 活動発表:齊藤 申一(コクヨ株式会社 サステナビリティ推進室 環境ユニット長)
【大賞 教育普及部門】里山クラブ可児(岐阜県)
森と人、人と人が繋がり、創り伝える、ふるさと“我田の森”
01:16:12 講評:吉田 正人(日本自然保護協会専務理事/筑波大学大学院教授)
01:21:28 活動発表:大鹿 広光(里山クラブ可児 代表)・柿元 章吾(里山クラブ可児 広報)・堤 喜治(里山クラブ可児 企画・事務局)
【大賞 子ども・学生部門】京都府立宮津高等学校・宮津天橋高等学校フィールド探究部(京都府)
丹後を駆けるF探のチカラ ー 地域の宝を探し、伝え、作り出す
01:39:56 講評:イルカ(IUCN親善大使/シンガーソングライター/絵本作家)
01:44:47 活動発表:多々納 智(京都府立宮津高等学校・宮津天橋高等学校フィールド探究部 顧問)・1年生/石野優衣、小倉颯介、八友陽平、八木美咲 2年生/安達比呂、荒木翼、家城天優、石本貫志、木村虎太郎、黒田倖大、中山慶太郎、初岡皆星、橋根琉伊、平田えみ、藤本和奏 3年生/坂根知樹 、浪江快斗、西川銀之助、松田健吾、宮下真之、村井航也、和田庄世
02:03:45
・閉会挨拶:吉田 正人(日本自然保護協会専務理事/筑波大学大学院教授)
主 催:公益財団法人 日本自然保護協会
協 賛:経団連自然保護協議会
後 援:環境省/国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)/ 2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)/自然保護憲章普及協議会
協 力:エコッツェリア協会(一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会)
★日本自然保護大賞は、企業によるご協賛や個人の皆様からのご寄付をもとに運営しています。以下のwebサイトフォームから、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
https://nacsj.secure.force.com/?uid=a…
日本自然保護大賞特別賞の受賞について
日本自然保護大賞2022 受賞者決定!
日本電気株式会社NECと手賀沼水生生物研究会が
日本自然保護大賞2022【特別賞】選考委員特別賞を受賞しました。
詳しくは日本自然保護大賞2022をご覧ください。
https://www.nacsj.or.jp/award/
10月30日(土) ヌマベの生きものとお話ししよう
ヌマベケーション参加企画報告
新松戸造園×手賀沼×手賀沼水生生物研究会コラボ企画企画
写真提供:地引さん、半沢さん、森田さん
朝の朝礼挨拶
ウナギ筒の中にはヌマチチブが入っていた。
前日仕掛けておいた定置網を引き上げる。
スジエビが大量に入っていた。
小型定置網全貌
出店したテント内で今日手賀沼で捕れた生き物の水槽展示
横から見たところ
水路で捕れたカダヤシ、お尻に突起があるのが♂、ギンブナ稚魚、スジエビ
小型の観察容器で細部を見てみる
手賀沼まんだら 実物を見ながらスケッチし生き物観察
昨日は初めての異分野フェスティバルでの水槽
展示となりましたが、主催が緑道を維持管理し
ている新松戸造園さんでしたので、テントも
テーブルも設置してあり、ポンプも準備され
て水汲みも一瞬で、大変楽をさせていただき
ました。
来場者は基本、園芸フェスティバル目当て
の大人でしたので、水生生物への関心はそこ
そこでしたが、手賀沼まんだらさんのイベン
ト参加者は親子さんで、子どもたちが手水研
のテントと自由に行き来していて、常にまわ
りに子どもたちがいる感じで、とても賑やか
でした。いつもイベント時に起こることです
が、昨日も水槽に張り付いて動かないお子さ
んもいました。
それでも、早朝8時~10時の準備と10時~12時
のイベントはけっこう長丁場でした。
定置網は片方(遡上)
降下?)が90%以上スジエビでした。すさまじ
いスジエビ数とあまりに少ない魚類に、どう
なることかと思いましたが、もう片方にそこ
そこ魚類が入っていたので、ほっとしました。
実感としては、また魚種も個体数も減ったよ
うに思いました。
以下、確認できた水生生物です。
●魚類/ヘラブナ、モツゴ、
タイリクバラタナゴ、
ツチフキ、ヌマチチブ、
カムルチー(15cm大)、
カダヤシ(水路)、
ギンブナ(水路)、
スジエビ(水路)、
●甲殻類/スジエビ、テナガエビ、
シナヌマエビ(水路)、
モクズガニ
●その他/ウシガエル、ドブガイ
曙橋での竹灯籠夜景
竹灯籠
定置網で捕れたツチフキ、後日会員に食レポをお願いしました。
食べてみたいのと飼いたい気持ちがせめぎ合ったのでチーム分けしました。
食べられずに生き残ったツチフキ
腸は処理しましたがほとんど入っていないよう
でした。粉をつけて揚げていただきました。
臭みもなくふんわりとして優しい味の白身でし
た。ごちそう様でした。