トウキョウダルマガエル (アカガエル科)

体長3.5~7.5cm 

国:準絶滅危惧(NT)
千:B 重要保護生物

アカガエル科

分布域は、関東地方、信濃川流域、仙台平野で、
トノサマガエル ( 関西、四国、九州 ) とは、
似ていますが別種になります。 田んぼや低地に
ある流れの緩やかな河川や池沼、湿原を生活の
場としています。
水田の圃場整備による環境の変化や、 外来種
のウシガエルによる食害により生息数が減少し
ている可能性があります。


写真提供:百瀬 喬氏

 ニホンアカガエル (アカガエル科)

体長3~7.5cm  

千:A 最重要保護生物

アカガエル科

日本固有種で普段は谷津田の草むらや森林の土
の上で単独で生活します。 産卵はトウキョウ
ダルマガエルよりも早く1月から3月にかけて
行われます。
近年多くの水田が圃場整備により乾田化し、ニ
ホンアカガエルの繁殖場所である湿田が減少し
ているため、生息数も減少しています。


抱卵した♀


交尾をしてるペア 上♂ 下♀

 ウシガエル (アカガエル科)

体長10~18cm    国外移入種

国:特定外来生物   重点対策外来種
世界の侵略的外来種100

アカガエル科

鳴き声が牛に似ているのが名前の由来です 。
元々食用として大正時代にアメリカ から持ち
込まれものが 日本中に繁殖しました。
オタマジャクシは越年し、全長が10cmを超
えることもあります。
成体は大型かつ貪欲で、 環境の変化に強く、
在来種に対する食害が各地で報告されていま
す。


写真提供:百瀬 喬氏


幼体

特定外来生物
外来生物法により生態系、人の生命、農林水産物への被害が及ぼすものに指定された種。
指定されると飼育、栽培、保管、運搬、輸入、野外へ放つなどが禁止されます。
違反すると
個人の場合、
最高で3年以下の懲役、300万円以下、
法人の場合、
1億円の罰金が科せられる場合があります。

生態系被害防止外来種リストについて