手賀沼水生生物研究会では、会員が実際に水辺
での調査の際に捕れた生き物を食べた感想を記
録しています。
まだ食レポの種類は少ないのですが、今後少し
ずつ充実させていきたいと考えています。
スジエビ
素揚げ、天ぷらが美味しい。
臭みが無く、香ばしさ抜群。
小ぶりになものが多く取れたら、かき揚げも
美味しい。
左:スジエビのかき揚げ 右:ツチフキの天ぷら
テナガエビ
素揚げ、天ぷらが美味しい。
スジエビより大型になるので、食べ応えが
ある。
アメリカザリガニ
ヨーロッパでは、淡水ザリガニは、高級食
材として扱われている。
アメリカザリガニも美味。
海洋で取れるロブスターと尾の肉質は似る
ので、調理法は揚げる、蒸す、焼く、どれ
も可能。
1匹あたりの食べられる量は少ない。
寄生虫の心配があるので、よく火を通して
食する方がいい。
アメリカの原産地のミシシッピ川下流域
(ルイジアナ州)では塩茹でがポピュラー
な食べ方。約15分よく茹でて食べる。
♂ ♂ 写真提供:百瀬 喬氏
ツチフキ
天ぷらが美味しい。
身はホクホクと柔らかく、川魚特有の臭み
が全く無い。
小型(15センチ以下)の魚のため、三枚に
下ろさず、頭と内臓ウロコを取るだけで、
小骨は気にならない。
ハゼの天ぷらの食感に似る。
左:スジエビのかき揚げ 右:ツチフキの天ぷら
写真提供:百瀬 喬氏
オオクチバス
肉質は良い上質な白身魚、皮の部分に独特
な匂いがあり、そのまま塩焼きとして料理
した場合は、匂いがきつく不味い。
皮を剥いでニンニクやショウガを入れた煮
付けでも、臭みは消えない。
強い香辛料や香草を使った唐揚げやフライ
が良い。タルタルソースで味を濃くするの
がベスト。
下ごしらえの段階で、牛乳に漬け込むと臭
みはだいぶ緩和される。
写真提供:環境省
どれも個人の感想です。