●日時/2022年10月23日(日) 10:00~12:00
●場所/大津川河口ヒドリ橋近くの用水路
用水路で魚とり! ~手賀沼親子自然観察会】2022年度第2回(柏企画)
参加者:8組
大人:12名
子供:13名
合計:25名
講師:1名 スタッフ:14名 合計:15名
確認できた生き物 19種類
魚類
在来種:モツゴ、ギンブナ、ミナミメダカ、トウヨシノボリ、
ドジョウ、
国内外来種:タモロコ、ツチフキ、
国外外来種:カダヤシ、ブルーギル、コウライギギ、
タイリクバラタナゴ、、
甲殻類
在来種:スジエビ、テナガエビ
国外外来種:シナヌマエビ、アメリカザリガニ
両生類
国内外来種:ヌマガエル
その他
在来種:タニシ、ヒメタニシ、アカネ属のトンボのヤゴ
気づいた点は
①6月の観察会では観察される生き物の種数も個体数も
これまでにないほど激減していたが、今回は例年以上、
ここ数年で最も多い種数、個体数となった。
②しかし、コウライギギ(5cm大)が10個体以上確認され、
この水路がコウライギギの繁殖地になっていると推測
された。ブルーギル(5cm以下)も2尾捕獲された。
➂メダカとカダヤシの両方が確認されたが、この水路
では不思議にメダカが優勢しているように見える。
④動物ではないのでリストに入れていないが、ナガエ
ツルノゲイトウがかなり大きな群落で繁茂していた。
この場場所で15年以上、観察会をやっているが初確認。
田んぼの用水を介したナガエやオオバナの拡散が危惧
される。
写真提供:為貝さん、半沢さん、鈴木盛
10時観察会スタート 徐々に雲が切れて秋晴れの観察会になりました。
モンドリの説明
用水路にモンドリを仕掛ける。
たも網によるガサガサがスタート。
取れた生き物をその場でチェック
最初に仕掛けたモンドリを上げる。
取れた生き物を種類別に仕分け
取れた生き物はさっそく種類別に
今回初めて大津川河口に小型定置網を設置しました。
水路での小型定置網への追い込み漁
小型定置網
国外外来種で特定外来生物のコウライギギ
在来種のトウヨシノボリもいくつか取れました。
タイリクバラタナゴ
特定外来生物のブルーギルが放置されていたモンドリに。
講師による生き物の説明。これ捕れた人に子供たちから勢いよく手が上がる。