2020年7月5日 親子自然観察会

2020年7月5日(日)
親子自然観察会 -手賀沼用水路で魚とり!2020-

天候:曇りのち雨
時間:10:00~12:00

場所:手賀沼 大津川河口 ヒドリ橋近くの用水路

参加者25名
講師2名、スタッフ12名 合計14名

確認できた生き物
魚類
在来種:モツゴ、ギンブナ、
ヨシノボリ、ヌマチチブ、
ミナミメダカ。
国内移入種:ツチフキ。
国外移入種:コイ、タイリクバラタナゴ、カラドジョウ。
計9種
甲殻類
在来種:テナガエビ、スジエビ。
国外移入種:チュウゴクスジエビ シナヌマエビ、アメリカザリガニ。
その他
ヌマガエル、コオイムシ。
鳥類
オオヨシキリ、ツバメ、ムクドリ、ホオジロ、スズメ。

観察会の模様
写真提供:川瀬さん、半沢さん、矢竹さん。


10時、観察会開始 新型コロナ対策のため
従来の参加人数を半分に絞り、開始前の体温
チェック、マスク着用、参加者を1班、2班に
分け、密集にならないような配慮をした初の
観察会になった。


1班の鈴木講師、の2班の森講師
からの挨拶と説明


各班ごとにモンドリを用水路に仕掛ける

 

モンドリを仕掛けた後は、ガサガサを開始

雨が降り始めたため、少し早めにモンドリの回収

1班:鈴木講師の説明

2班:森講師の説明

当日見れた生き物たち


モツゴ  在来種
千葉:D 一般保護生物


ミナミメダカ 在来種
国:絶滅危惧種Ⅱ類(VU)
千葉:B 重要保護生物


ツチフキ 国内移入種


コイ 国内移入種/国外移入種


カラドジョウ  国外移入種


カラドジョウ 拡大図


スジエビ 在来種


チュウゴクスジエビ 国外移入種
最近手賀沼用水路で増えてきている。


チュウゴクスジエビ 国外移入種


シナヌマエビ  国外移入種


ヌマガエル  国内移入種

手水研編集部あとがき
主催の手賀沼流域フォーラムや我孫子市と相談
し、今年度の親子自然観察会は新型コロナ対策
を行ったうえで開催することが確認されました。
そのため、募集人数もいつもの半分の25名に。
新型コロナによる自粛明けだったこともあり、
申し込み2日目には満員になってしまい、約
100家族のお申込みをお断りすることになりま
した。お断りした皆さん、ごめんなさい!
 当日は日本列島に梅雨前線が停滞し、九州な
どに大きな被害をもたらす中、関東ではかろう
じて曇り空が広がる天候となりました。受付時
に体温を測っていただき、マスク着用を確認し
て手指を消毒し、いつもはひとつ設置する観察
テーブルも2つに分けて、イベント開始。まず、
そうした今年の特殊事情について手水研の鈴木
代表より開催の挨拶が行われ、お二人の講師が
紹介されました。鈴木規慈さん、森晃さん、
どちらも若手の実力派魚類研究者です。
 続いて、鈴木規慈さんより魚の獲り方、モン
ドリ(かご網)や手網の上手な使い方について説
明を受け、参加者の皆さんはモンドリを手に用
水路上流方向へ向かいます。同行した手水研会
員と一緒に場所を決め、モンドリを投げ込みま
す。その後、もとの場所に戻って、今度は手網
を持ち、いよいよ用水路での魚とり、「ガサガ
サ」タイムです、
いつもなら60人近い参加者で用水路の両側が
いっぱいになってしまうのですが、今年はほど
よい間隔があけられ、お子さんもおとうさん
おかあさんもゆっくり魚とりを楽しめたので
はと思います。
 開催から1時間たった11:00頃、雨が降り始
めました。当日の予報より少し早い降り出し
で、雨量も勢いも強めです。そこで、「ガサ
ガサ」タイムを切り上げ、急いで上流に向か
い、それぞれ自分が投げ入れたモンドリを回
収してもらい、2つのテーブルに分かれて講師
の先生のお話を聞きました。そして、自分が
獲った魚を講師の先生や手水研会員と一緒に
仕分けしてもらいました。駆け足にはなりま
したが、観察会のメニューを最後まで終える
ことができて何よりでした。
手水研の親子自然観察会は2006年に第1回を
開催し、今年で15年めになります。大きな流
れで見ると、残念なことに毎年のように魚種
も個体数も減り続けていますが、小さな用
水路ながら、毎年何かしら変化が見られる
のもこの観察会の特徴です。

 今年の最大の特徴は、大量のミナミメダカ
稚魚が獲れたことです。この場所での繁殖は
初確認となります。また、外来種のチュウゴ
クスジエビが在来のスジエビと比較して、全
体の2割程度まで増えてきていることでした。
全体として魚類には稚魚が多く見られ、講師
から「今年は(魚種の生育が)全体として遅れ
ている」とのお話もありました。
 秋には手賀沼親子自然観察会~用水路で魚
とり! 2020②を予定していますが、新型コロ
ナの感染が再び拡大している今日、その頃まで
コロナ禍が終息し、安心安全に開催できること
を願ってやみません。��

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